「Pay」が付く支払いサービスの中で、「QUOカードPay(クオ・カード ペイ)」はなかなかにマイナーな部類に入るサービスかと思います。
支払い時にこれといってポイント類が貯まるわけではなく、20%還元キャンペーンなどは実施されず、正直地味な存在です。
しかしQUOカードPayにも実はお得なキャンペーンがありました!ポイントサイトなどを活用してポイントを保有している人であれば、キャンペーンを利用してQUOカードPayをお得に使えます。
今回は、QUOカードPayの解説と、お得なキャンペーンについて紹介したいと思います。
目次
QUOカードPay(クオ・カード ペイ)とは
QUOカードPayは、クオカード社のスマートフォンで使えるデジタルギフトです。
使えるお店は主にローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100、サンドラッグ、上島珈琲店等、全国約15,000店舗にてご利用が可能です。他のスマホ決済サービスと比べると店舗はまだまだ少ない印象ですが、少しずつ増えています。
QUOカードPayの特徴
QUOカードPayは「デジタルギフト」です。大きな特徴は3つあります。
- 専用アプリや会員登録しなくても使える
- 専用アプリを使えば複数の残高をまとめられる
- 現金とあわせて支払いができる
基本的には、QUOカードPayを使うためにアプリや会員登録の必要はありません。スマホさえあれば利用できます。これがその他スマホ決済との大きな違いです。
PayPayやLINE Pay、メルペイ、au Pay等々、多くのスマホ決済サービスは利用するにあたってアプリのダウンロードから会員登録までが面倒でしたが、QUOカードPayではその必要はありません。
また、QUOカードPayには専用アプリもあります。専用アプリを使えば、複数の残高を1つにまとめられるので便利です。
さらに、QUOカードPayは現金とあわせて使用できます。QUOカードPayの残高が足りないときは現金を追加して払うことができます。チャージの必要が無いので、最後まで使いきれますね。(※券売機や無人レジでは現金との併用はできません)
QUOカードPayの有効期限は、バリューコードの発行日から3年を経過する日までとなります。 有効期限が経過したバリューコードは利用できなくなるためご注意ください。
QUOカードPayはチャージができない
QUOカードPayはよくあるスマホ決済サービスと違い、銀行口座やクレジットカードからチャージができません。
QUOカードPay残高を増やすには、QUOカードPay オンラインストアから購入するか、デジタルギフトをもらったりするしかありません。
なおQUOカードPay オンラインストアから購入する場合は、額面にプラスして発行手数料が6%かかります。
自分自身で買ってつかうのは手数料がかかるうえに支払い時もポイント等が貯まることもないため、QUOカードPayはデジタルギフトをもらった場合のみに使うことをおすすめします。
QUOカードPayが使えるお店
QUOカードPayが使えるお店は、全国約15,000店舗あります。(2020年5月現在)
コンビニエンスストア
- ローソン
- ナチュラルローソン
- ローソンストア100
- リーベンハウス
ドラッグストア
- Vドラッグ
- サンドラッグ
- ドラッグトップス
- 薬王堂
- ドラッグストアモリ
- サンキュードラッグ
グルメ
- 上島珈琲店
- MELLOW BROWN COFFEE
- UCC Café Plaza
- お好み焼 道とん堀
- お好み焼肉 道とん堀
- 熱狂道とん堀
- お好み焼き酒場 とり玉天国
- 吉野家
- 松屋
- 松のや・松乃家・チキン亭
- マイカリー食堂
- ヽ松(てんまつ)・松そば
- ステーキ屋松
ライフスタイル
- 東急ハンズ
- ステフォレ
- テラスモール松戸
- 博品館
- 博品館TOYS CONCEPT グランベリーパーク店
- ダイレックス
- ホームアシスト
- ジャンボエンチョー
- HMV
- やまや
- はるやま
- P.S.FA
- 大きいサイズの店 フォーエル
- HALSUIT
- TRANS CONTINENTS
書店
- 有隣堂
- 誠品生活日本橋
- 大垣書店
- 文真堂書店
- BOOKアマノ
- 谷島屋
- 草叢BOOKS
- 伊勢原書店
- 長谷川書店
- Avanti Book Center/アミーゴ書店
- 三省堂書店
- 今井書店
- 戸田書店
- ブックファースト
- 平惣
- ヤマト屋書店
- 廣文館
- 天一書房
- 吉見書店
- 木下書店
- 富士書房
- ブックスふかだ
- 本の森セルバ
- 田中書店
- 中村書店
- 岩瀬書店
- BOOKSえみたす
- メトロ書店
- TSUTAYA
- 啓林堂書店
- 成田本店
- 啓文堂書店
- 明屋書店
- 金龍堂
- 丸善 ジュンク堂書店
一部の店舗のみ対応の場合もありますので、詳しくはサイトにて確認ください。
QUOカードPayの使い方
QUOカードPayの使い方は、「アプリ無しで使う方法」と「アプリを入れて使う方法」の2通りがあります。
アプリ無しで使う方法
QUOカードPayは、専用アプリをインストールしなくても送られてきたURLをタップし、バーコードを表示するだけで簡単に使えます。
- QUOカードPayをもらったら、URLを開いてQUOカードPayのページを表⽰する
- 表⽰したQUOカードPayのページをブックマークなどに登録する
- 登録したブックマークを開き、バーコード画面を見せて支払う
QUOカードPayのURLは、ブックマーク登録をしておくと無くさず便利です。
アプリを入れて使う方法
QUOカードPayの専用アプリをインストールすると、残高の管理ができるようになったり、スムーズに支払いができます。
- QUOカードPayのアプリをスマホにダウンロードする
- もらったQUOカードPayのURLをタップ→自動的にアプリが開いて残高が登録されます
- 複数のQUOカードPayの残高をひとつにまとめられ、有効期限の近いものから自動的に使われます
複数QUOカードPayを持っている場合は、専用のアプリでを使えば複数のカードの残高をひとつにまとめたり、有効期限の近いものから使えるので便利です。
私はQUOカードPayの専用アプリをダウンロードして使ってみることにしました。手順は以下の通りです。
- アプリをインストールする
- メールアドレス認証をする
- アカウント登録のため、メールアドレスを入力します。「利用約款に同意して、メールを送信」をタップします。
- メールに記載された認証コードを入力して送信します。
これで会員登録は完了です。PayPayやLINE Payなど多くのスマホ決済アプリの導入よりもシンプルで手間が無く、とても簡単でした!
私がQUOカードPayを使おうと思った理由&お得なキャンペーン
スマホ決済サービスでは、以前から20%~50%還元など様々なお得なキャンペーン合戦が繰り広げられていました。
そんな中、QUOカードPayもちょっとしたキャンペーンはやっていたもののあまりお得感を感じられず、私はQUOカードPayを利用していませんでした。
しかし現在、QUOカードPay残高がお得に貯められるキャンペーンを実施していたため、ついに自分のスマホにQUOカードPayをダウンロードしました。
QUOカードPay20%増量キャンペーンがお得
現在ポイント交換サービスの「ドットマネー」では、QUOカードPay20%増量キャンペーンとして、2020年5月1日~2020年5月31日までの期間限定で20%増量してQUOカードPayへ交換ができます。
例えば300ポイントの交換で、実際には360円分のQUOカードPay残高になります!かなりお得です。
実際にドットマネーからQUOカードPayへ交換した手順は以下の通りです。
- ドットマネーにログインした状態でQUOカードPayへの交換ページを開き「交換する」をクリックします。
- 本人確認のためドットマネー暗証番号を入力し「次へ」をクリック。
- 交換マネー数を入力します。ドットマネーでは、300ポイントからQUOカードPayへ交換できます。今なら20%増量で300ポイントが360円分になります。
「わたしはロボットではありません」にチェックし、「確認する」をクリック。 - 確認し問題が無ければ、「申請する」をクリックします。3営業日以内に交換できます。
- 後日、ドットマネートップ>ドットマネー通帳>QUOカードPayの発行のページにてQUOカードPayが使えるようになります。
「QUOカードPayを使いにいく」をクリックすると使えます。
またアプリの場合は、アプリの「バリューコード入力」からドットマネーに記載されたコードを入力するとアプリに残高を保存できます。
ドットマネーにポイントを貯めるには、その前にポイントサイトで貯めたポイントをドットマネーへポイントを交換する必要があります。
私が主に使っているポイントサイトは、ハピタス、ポイントタウン、モッピーの3つです。どれも貯めたポイントをドットマネーへ交換できます。
まとめ
以上、QUOカードPayの詳細と、QUOカードPay20%増量キャンペーンの紹介でした。
QUOカードPay20%増量キャンペーンについては、以前から色々なところで実施されていたようです。なので今回のドットマネーのキャンペーンが終わったとしても、まだ継続的に開催されるかもしれませんね。
私がポイント交換先で一番おすすめするのはウエルシア薬局で毎月20日に実質33%オフで買い物ができる「Tポイントへの交換」なのですが、この方法が有効なのは月にたった1日だけです。
今QUOカードPayのキャンペーンを利用すれば実質20%オフでQUOカードPay加盟店でいつでも買い物ができるわけですから、こちらの方が利便性は高いかと思います。私はQUOカードPayはサンドラッグで日用品や食料品の買い物用に使う予定です。
今回初めてドットマネーから4,500ポイント分をQUOカードPayへ交換し、5,400円分に変わりました。20%は少しの額に感じますが、900円分も増えたと考えると大きいですよね。
QUOカードPayはアプリを使う上で面倒な会員登録が必要なく、とてもシンプルです。唯一の不満は、カード式のQUOカードも合算できればうれしいんですけども…(株主優待のQUOカードがかさばって面倒なので)これができれば優待族にとって最強の決済サービスかと思いますが、実用化を切に願っています!