HUAWEIのウェアラブル端末『HUAWEI Band 2』を今年2月末に購入して1ヵ月以上が経ちました。
しばらく使ってみて、良かった点・いまいちだった点が見えてきました。今回は『HUAWEI Band 2』のレビューをしたいと思います。
目次
『HUAWEI Band 2』でできること
『HUAWEI Band 2』はHUAWEIのウェアラブル端末の中で一番価格が安い機種なので、その分機能も必要最低限に抑えられています。
主な機能は以下の通り。
- 時計機能(アラーム込み)
- 通知機能(電話の着信・メール・LINE等々)
- 歩数計機能
- 心拍数測定機能
- ランニング測定機能(屋外・屋内)
- サイクリング測定機能(屋外)
- 水泳測定機能
- 呼吸トレーニング機能
- 活動促進通知機能
端末の表示もかなりシンプルです。
価格は店舗によって異なりますが、だいたい5,000円前後で販売されています。ウェアラブル端末初心者の私にとっては、非常に試しやすい価格でした。
Amazonでウェアラブル端末を探すと『HUAWEI Band 2』よりももっと安い価格帯の商品がたくさんありますが、レビューを見るとあまりいい感想ではないものも多いです。
その点、HUAWEIならば私もスマホを愛用していてブランドには信頼しているので商品については安心です(今何かと揉めていますが…)。
また、『HUAWEI Band 2』と似た『HUAWEI Band 3』もありどちらか悩みました。『HUAWEI Band 3』は『HUAWEI Band 2』と比べて価格は4,000円位高く、表示とバンドの色がカラーになり、GPS機能が付いているのが違いです。
私はGPS機能についてはスマホで済むしGPS無しの方がバッテリーがもつという理由で『HUAWEI Band 2』を選びました。
良かった点
着信を逃すことがない
Bluetoothで自分のスマホと連携すると、スマホに着信があった時に振動と端末の表示で誰からの着信が教えてくれます。
スマホは置いてちょっと離れたところにいても、着信があると『HUAWEI Band 2』が教えてくれるので着信に気付くことができます。私はスマホの着信に気が付かないことが度々あるので、この機能は本当に助かります。
健康に気を付けることができる
『HUAWEI Band 2』にはいくつかの計測機能が備わっています。私は主に「歩数計」「睡眠」機能をオンにしてアプリに記録させています。
歩数計に関しては、実はHUAWEIのスマホを持っていれば歩数を勝手にカウントしてくれているのですが、それはスマホを持って歩いている場合に有効で、スマホを置いて歩いたりするのには当然ながらカウントしてくれません。
『HUAWEI Band 2』を装着していればそんな日常のちょこちょこした歩きもカウントしてくれるので、より一層正確な歩数データを記録できます。私は以前は一日中家にいる日の歩数は1500歩ほどだったのが、『HUAWEI Band 2』を装着してから倍の3,000歩まで増えました。家の中でも結構歩く機会はあるものです。
また、『HUAWEI Band 2』は睡眠データも計測・記録してくれます。アプリを連携させておけば、アプリ上で睡眠記録を確認することができます。
この睡眠記録が何気にすごいもので、「睡眠時間」はもちろんのこと、「深い睡眠」と「浅い睡眠」を分けて記録してくれます。
記録を見続けて分かったのですが、私の場合は「深い睡眠」が2時間未満の場合はその日一日中頭がすっきりしないことが多いです。『HUAWEI Band 2』のおかげで、できるだけ深い睡眠ができるよう、気遣うことができました。
座りっぱなしの人に嬉しい「活動促進通知」機能
私のような座りっぱなしで仕事をしている人におすすめの機能が、「活動促進通知」です。1時間以上座ったままの状態でいると、端末が通知して軽い運動をするよう促してくれます。
座りっぱなしだと死亡リスクが上がるという発表もあったことですし、この通知がくると私も立って軽い屈伸など運動をするようになりました。
デスクワークだとついつい座りっぱなしになりがちですが、『HUAWEI Band 2』を付けていれば定期的に通知してくれるので安心です。
バッテリーが長持ち
GPSなどの機能が付いていないので、バッテリーはかなり長持ちです。私の場合は1回の充電で(10%→100%の充電)20日間くらいはもちます。
こまめに充電する必要が無く手間がかからないのは助かります。
いまいちだった点
バンド部分がかぶれそう
『HUAWEI Band 2』は防水でもあるので、基本的にお風呂以外は身に着けっぱなしです。手洗いなどでたまに端末付近も水に濡れる時があります。
まだ端末を着けて夏が来ていないので憶測ですが、バンド部分はゴム製なので場合によってはバンドが当たっている個所の肌がかぶれる可能性もあるかなと思います。
説明書の付属は無し
『HUAWEI Band 2』購入時に開封すると、簡単な端末の解説の冊子(色々な言語で書かれているため分厚い)が同封されているだけで、端末の機能や使い方などが記載されているものは一切ありませんでした。HUAWEI公式の商品サイトにも記載はありません。
そんな状態だったので私はどうすれば初めに起動すればいいのかわからず、インターネット検索をしてやっとやり方を把握することができました。(ちなみに、起動の仕方は充電を開始すると自動で起動する仕組みです。)
説明書を付属するとコストが上がってしまうのであれば、せめて商品ページに簡単な説明でも記載してくれればな…と感じました。
まとめ
以上、『HUAWEI Band 2』のメリットデメリットでした。デメリットを挙げましたが、メリットの方が大きすぎてデメリットは相殺されてしまいます(笑)。
私は基本的にあまり外出をすることがなく普段は家にこもり気味な人間なので、活動を記録できるウェアラブル端末を身に着けてもあまり恩恵が無いかな…と思っていました。
しかし実際に装着してみると意外にも便利な機能が付いており、もうウェアラブル端末を腕から外すことは無いかな、と感じています。
HUAWEIの『HUAWEI Band 2』は機能は必要最低限の機能しか備わっていませんが、5,000円くらいで購入できてお手頃です。正直、5,000でこれだけの機能が使えれば買ってよかったと本当に思っています。
ぶっちゃけますと、別に装着していなくても十分に普通の生活はできます。しかし、身に着けると少しだけ日々の生活が便利になったり、健康に気を遣うようになるのは事実です。
HUAWEIの『HUAWEI Band 2』は、ウェアラブル端末初心者の方や多機能はいらない、ちょっとした日常の身体記録を付けない人におすすめのウェアラブル端末です。
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