私は2年以上、携帯電話はワイモバイルを利用していました。
しかし2年が経ち、契約時の割引などが全て無くなり月額料金が高く感じるようになり、ワイモバイルを解約して格安SIMのLIBMOへ移行することにしました。
今回は、他社へ移行するためにワイモバイルのMNP予約番号の取得方法と、ワイモバイルの引き止めポイントを狙った結果をお知らせしたいと思います。
目次
ワイモバイルからのMNP予約番号の取得方法
ワイモバイルのMNP予約番号の取得先
ワイモバイルから他社へ移行するには、ワイモバイルのMNP予約番号を取得する必要があります。
解約のためにワイモバイルからのMNP転出用予約番号を取得する方法は、以下の3通りがあります。
- ショップ
- カスタマーセンター
- My Y!mobile
そして私が一番おすすめする取得先は、2番目の「カスタマーセンター」です。
理由は、うまくいけば引き止められてワイモバイルをお得に運用できるかもしれない可能性があるからです。
ワイモバイルにはおいしい引き止めがある…らしい。
ワイモバイルを解約するためにオペレーターにつなぐと、MNP予約番号を発行してもらえます。
その前にうまくいけば引き止めとして特別割引を提示されることがあるらしいのです。
ネットの情報を集めると、私が一番魅力的に感じた情報は【ワイモバイルの月額料金から毎月1,000円割引(1年間)】という内容です。
年間で12,000円の割引は非常に魅力的です。そんな良案件を提示されたら、私ならきっとコロッとそのままワイモバイルに戻っていくと思います。
ただし、オペレーターからこのような提示をされるのはごく一部の人だけのようです。
しかしどうせワイモバイルをやめるつもりなのであれば、一か八か運試しとして挑戦したいところ……ということで、私はあえてオペレーター経由でのMNP予約番号を取得する方法を選ぶことにしました。
無料でオペレーターに電話する方法
ナビダイヤルは有料なので要注意
オペレーターにつなげるには、当然ながら電話しか方法はありません。そして、ここでちょっとした問題が発生します。
それは電話代です。
ワイモバイルの解約ページの紹介では、カスタマーセンターへの電話番号は「151(ワイモバイルの電話から)」、もしくは「0570-039-151(他社の携帯電話・固定電話から)」の番号しか公開されていません。
これらの番号は有料のナビダイヤルです。ナビダイヤルは普通の電話にかけるよりも割高なことが多く、例えば携帯電話からナビダイヤルにかけると4.5秒/10.8円〜20秒/10.8円くらいかかってしまう可能性があります。高すぎますね。
ワイモバイルでは10分間の通話は無料となっていますが、落とし穴としてナビダイヤルは無料通話の対象外なのです。
引き止めされるかどうかも不確実なのに、そのために高い電話代を払うなんてリスキーなことはできません。
フリーダイヤルに電話をかける
ワイモバイルの解約ページには有料のナビダイヤルの番号しか公開されていませんが、実はMNP番号を取得してもらえるフリーダイヤルが存在します。
それは、「116(ワイモバイルの電話から)」、もしくは「0120-921-156(他社の携帯電話・もしくは固定電話から)」です。
しっかりフリーダイヤルもあるくせに、ワイモバイルを解約する客向けのページにはこのフリーダイヤルを載せないのがなんだかせこく感じてしまいました。
そして116に電話をかけると、自動音声でガイダンスが流れるので、MNP予約番号取得で最終的にオペレーターにつなげるためにキーを押す必要があります。キーを押す順は下記の通りです。
2 → 2 → ♯ → 3 → 1 → 4 → 暗証番号の入力
暗証番号を入力すると、やっとオペレーターにつながります。なお、オペレーターが対応している時間は「9時~20時まで」です。時間外にかけてもオペレーターにはつながらないので、時間内に電話をかけるようにしましょう。
運試しとして実際に電話でMNP取得をした結果
ここからは私が実際にMNP予約番号取得のために電話をした流れを紹介します。
私はワイモバイルの電話なので、フリーダイヤルの116から電話をかけてオペレーターにつないでもらいました。
これが運命の分かれ道?聞かれることとは
他社へ移行するためにMNP予約番号を取得したい旨を伝えると、オペレーターから聞かれたことは3点です。
- ワイモバイルから他社へ移行する理由
- 移行予定先
- 現在使っている機種は問題なく使えているかどうか
まず、ワイモバイルから他社へ移行する理由を聞かれます。私は「2年が経ちワイモバイルの割引が無くなったことで月額料金が高くなった」と伝えました。
次に、どこに移行する予定なのかを聞かれました。実際の私の移行予定先は格安SIMのLIBMOなのですが、ここではワイモバイルのライバル的立ち位置のUQモバイルと言っておきました。
続いて、現在使っている機種は問題なく使えているかどうかを聞かれました。私はワイモバイル申し込み時に一括で買った端末は未使用のまま売ってしまったので、現在はSIMフリースマホを使っており問題なく使っています。なので「問題無い」と伝えました。
そして1分ほど待ってから、オペレーターに「UQモバイルよりも安いですよ!」とLINEモバイルを勧められてしまいました。
LINEモバイルに移行する予定は全くなかった私は、LINEモバイルの回線速度の遅さを理由に断りました。
結局ワイモバイルの値下げ引き止めは無し
LINEモバイルを断るとあっさりと承諾していただき、MNP予約番号取得の流れを紹介してくれました。
残念ながら、私はワイモバイルの月額料金割引の引き止めの条件からは外れてしまっていたようです…。初めに聞かれる3つほどの質問の回答によって、引き止められるか、引き止めポイントはどういったものか等が変わってくるのかもしれません。
そしてオペレーターがMNP予約番号をSMSで送信しました、と伝えて電話は終了です。
まとめ
残念ですが、私は狙っていたワイモバイルの引き止め案を出してもらうことはできませんでした。
ただ、やれるだけのことはできたので満足しています。このまま自動音声のみでMNP予約番号を取得しても後悔するだけだったので。
今回のMNP予約番号取得時の通話時間は、約10分ほどかかりました。携帯電話でナビダイヤルから電話をしていたら、数百円取られていたところです。オペレーターへの電話は、115ではなくフリーダイヤルの116から電話をするのを強くおすすめします。
ワイモバイルから他社に移行予定のある方は、運試しだと思って一度電話でのMNP予約番号取得をしてみてはいかがでしょうか。
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