私が登録しているA8.netのセルフバックやいくつかのポイントサイトなどでよく見かけるドコモのクレジットカード「dカード GOLD」。
申込み時期によっては1万円以上のポイント還元があったりと、その他クレジットカードよりもかなり高還元にしているようです。
しかし、よくよく見るとdカード GOLDの入会費・年会費は1万円がかかります。いくらキャッシュバックが高くても、まず年会費にいきなり1万円払うとなるとハードルが高いのが実情です。
しかし、うまく還元キャンペーンを利用すれば入会費1万円の出費を帳消しにできる可能性はあります。ここでは、dカード GOLDに申し込んで果たして十分な元が取れるのか調べていきたいと思います。
dカード GOLDの2020年1月のキャンペーン
ポイントサイトからの申し込みで最大21,000円分還元
dカード GOLDは公式サイトから申し込むよりも、ポイントサイトやASPなどのセルフバックなどを経由して申し込む方がポイントをもらえてお得です。
2020年1月現在、dカード GOLD申し込みでポイント還元が一番高いサイトは「ECナビ」の21,000円分です。
なお、私のおすすめは「ポイントタウン」の20,000円分です。なぜおすすめかと言うと、ポイントタウンでは貯めたポイント交換先にTポイントがあるため、直接交換できて手間を省けるからです。
交換したTポイントは、ウエルシア薬局の毎月20日にTポイントを使って買い物をすれば1.5倍の価値になります。
例えば今回dカード GOLD申込みでもらったポイントをTポイントに交換し、20日にウエルシア薬局で買い物をすると30,000円分の買い物に変化するわけです。すごいですよね。
dカード GOLDの公式キャンペーンで最大15,000円分還元
dカード GOLDに申し込みをすると、公式自体にも還元キャンペーンがあります。
2020年1月の特典は以下になります。
特典1 | 入会で | 2,000円分のiDキャッシュバック |
---|---|---|
特典2 | 毎月のドコモの利用料金をdカード払いにすると | 1,000円分のiDキャッシュバック |
特典3 | 入会の翌月末までにエントリー&2万円以上の利用で | 8,000円分のiDキャッシュバック |
特典4 | 入会の翌月末までにエントリーし、入会の翌々月末までにリボ設定をすると | 2,000円分のiDキャッシュバック |
増額キャンペーン | 期間中、入会でもれなく(~2020年3月31日まで) | 2,000円分のiDキャッシュバック |
全部合計すると15,000円分のiDキャッシュバックのキャンペーンです。
では、特典内容を順に細かく見ていきます。
【特典1】入会で2,000円分のiDキャッシュバック
dカード GOLDに入会すれば自動的にもらえます。これは確実にもらえる特典ですね。
【特典2】ドコモの利用料金をd払いで1,000円分のiDキャッシュバック
毎月のドコモの利用料金をdカード払いにするともらえます。ドコモユーザーであれば申し込まない手はありません。
逆にドコモユーザーでない私のような場合は、どう頑張ってももらえないので諦めましょう…。
【特典3】2万円以上の利用で8,000円分のiDキャッシュバック
dカード GOLDに入会して翌月末までにキャンペーンにエントリーし、2万円(税込)以上dカード GOLDで支払いをすると、8,000円分のiDがキャッシュバックされます。
例えば1月末までにdカード GOLDに入会した場合、エントリーをして2月末までに2万円分をdカード GOLDで支払えば対象になります。
仮に2万円きっちりまで利用したとすると、還元率は驚異の40%です!
【特典4】リボ設定で2,000円分のiDキャッシュバック
入会の翌月末までにエントリーし、入会の翌々月末までにリボの設定をすると、合計で2,000円分のiDがキャッシュバックされます。
例えば1月末までにdカード GOLDに入会した場合、2月末までにエントリーし、3月末までにリボの設定をすれば対象になります。
リボの設定は2種類で、「こえたらリボ」の設定と、「キャッシングリボ」の設定があります。
リボ払いは利用しなければ手数料を払う必要がありませんが、万が一のことを考えると私はたった2,000円分のキャッシュバックだけにリボ設定をするのは個人的におすすめできません。
【増量キャンペーン】入会でもれなく2,000円分のiDキャッシュバック
2019年10月1日~2020年3月31日までの期間内にdカード GOLDへの入会で、もれなく2,000円分のiDがキャッシュバックされます。エントリーも不要です。
全ての条件をクリアすると合計で15,000円分のiDがキャッシュバックされます。
私のようにドコモユーザーでなく、リボ設定をしない場合は最大で12,000円分の還元になります。
なお、iDキャッシュバックはカードの請求から引かれる形です。iDの残金がある場合は、期限内まで自動で繰り越しされます。
つまり、普通にカード決済で買い物をしてもキャッシュバック分のiDは消費されずいつかは期限切れとなってしまいます。
それはとてももったいないので、キャッシュバックされた分のiDは、必ずiD決済で消費するようにしましょう!
dカード GOLDで使えるiDとは
「iD」とは、NTTドコモの電子マネーです。
Suicaやnanacoのような料金をあらかじめチャージして支払うタイプの電子マネーと違い、クレジットカードを利用して支払う後払いタイプとなります。
iDが使えるお店は50万店舗以上です。
【コンビニ】
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
【スーパー】
- イオン
- イトーヨーカドー
- マックスバリュ
- やまや
【ドラッグストア】
- ウエルシア薬局
- ココカラファイン
- サンドラッグ
- スギ薬局
- ツルハドラッグ
- クリエイトSD
- トモズ
- セイムズ
- マツモトキヨシ(※一部店舗利用不可)
【外食】
- ガスト
- バーミヤン
- ジョナサン
- デニーズ
- かっぱ寿司(※一部店舗利用不可)
- かごの屋(※一部店舗利用不可)
- マクドナルド
- ミスタードーナツ(※一部店舗利用不可)
- モスバーガー(※一部店舗利用不可)
- 吉野家(※一部店舗利用不可)
- すき家(※一部店舗利用不可)
【家電】
- ヨドバシカメラ
- ビックカメラ
- ジョーシン
【その他】
- ダイソー(※一部店舗利用不可)
- ドン・キホーテ
- エネオス(※セルフSSのみ)
PayPayやLINE Payほどではありませんが、意外と使えるお店は多いかと思います。
dカード GOLDのメリット・デメリット
メリット
ドコモの携帯電話・ドコモ光の支払いでポイント10%
dカード GOLDの基本還元率は1%です。しかし、毎月のドコモの携帯電話・ドコモ光の利用料金支払いに対しては10%(1,000円につき100ポイント)のdポイントが貯まります。
通常のカードの還元率は1%のものがほとんどの中、還元率10%はかなりの高還元です。ドコモユーザーであれば、dカード GOLDで支払うだけでかなりの恩恵を受けられます。
購入から3年間で最大10万円の携帯補償
ケータイ補償が付いており、購入から3年以内なら新しい携帯機種代金を最大10万円までキャッシュバックされます。これもドコモユーザーなら安心ですね。
空港ラウンジを無料で利用可能
主要空港(国内31ヵ所・ハワイ1か所)のラウンジが無料で利用できます。通常ならラウンジを使用するには1,000円以上かかりますが、それが無料なのは嬉しいです。年に何度も飛行機を利用する人はこれだけで元が取れそうです。
デメリット
入会費に11,000円かかる
dカード GOLDは入会費として11,000円(税込)がかかります。また、2年目以降は年会費として11,000円(税込)かかります。
有料のクレジットカードでも初年度は年会費無料などといったものがよくある中で、dカード GOLDは問答無用に初っ端から1万円徴収されてしまいます。
初年度のみであれば還元キャンペーンで1万円の入会費の元は余裕で取れますが、2年目以降は1万円分のリターンが無い場合は、持っていても損するだけのクレジットカードになります。
まとめ
年会費を差し引いても入会の価値はアリ?
dカード GOLDは入会費として11,000円の出費があります。
dカード GOLDをポイントサイト経由(※ここではポイントタウンとします)で申し込むと20,000円分のポイントがもらえます。
そしてdカード GOLDの公式キャンペーンで条件を満たすと、4,000円~15,000円分還元があります。何もしなくても最低4,000円、月々のドコモの料金の支払いをd払いにすれば+1,000円、2万円以上の買い物をすれば+8,000円、リボ設定で+2,000円です。
入会費の11,000円がかかっても、ポイントサイトからの申し込みで+9,000円、そこから公式キャンペーンで無条件に13,000円~24,000円分利益があります。
さらにポイントサイトでもらえる20,000円分のポイントを全てTポイントに交換し、毎月20日にウエルシア薬局で支払えば30,000円分の買い物にも変化できます!
入会費の出費を差し引いても、十分に元が取れる計算です。
※ただし初年度に限る場合も
ただしたくさんの還元を受けられるのは初年度だけです。2年目以降は還元キャンペーンは無くなります。
1ヵ月のドコモの携帯電話などの通信費が9,000円(税抜)以上であれば、年間の還元額がdカード GOLDの年会費とほぼ同額になるため損はありません。
しかしドコモの通信費が月9,000円以下の場合や、そもそもドコモユーザーでない場合は2年目以降もdカード GOLDを利用するメリットはほぼ無いかと思われます。(逆に、ドコモの通信費が月9,000円以上の人は持っていて損は絶対無いカードです!)
dカード GOLDは申し込み初年度は還元額が高くお得感がありますが、2年目以降は人によっては持っているだけで損をするクレジットカードになってしまうため注意が必要です。
幸いなことに、現時点ではdカード GOLDの解約違約金などはありません。dカード GOLDが不要な場合は、2年目の年会費の更新が来てしまう前に解約という方法も選択肢のうちのひとつです。
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