私はもともとよく本を読む人間ではありませんが、それでも最近は電子書籍を利用することも多くなってきました。
今後本の需要は紙から電子書籍へともっと広がっていく予感がしています。
というわけで、今回は電子書籍を利用できる株主優待銘柄3つの紹介です。
目次
電子書籍が読める株主優待銘柄
パピレス(東証JASDAQ・3641)
パピレス(3641)は、テレビCMでもよく見かける漫画・電子書籍のレンタルサイト「Renta!」を運営している企業です。
株主優待内容
3月末までに100株以上保有で、「Renta!」で利用できる10,800円(税込)のギフトコードがもらえます。
「Renta!」では電子書籍のレンタルが100円~(48時間)、無期限レンタルの場合は紙書籍と同価格程度で利用できます。
優待額は1万円なので、私は1年間で1万円分あれば十分です。たっぷりの優待額で嬉しいですね。
2018年10月10日終値が2863円なので、現在の株価から算出すると投資金額は286,300円必要です。
株価は年初来安値が2月の1500円代なので、ずいぶんと上がった印象です。
ちょっと今の水準では買う気にはなれませんね…。
イーブックイニシアティブジャパン (東証1部・3658)
イーブックイニシアティブジャパン (3658)は、電子書籍販売サイト「eBookJapan」を運営している企業です。
株主優待内容
3月末までに100株以上保有で、「eBookJapan」で利用できる「eBook図書券」がもらえます。
優待額は保有株式数によって変わり、100株以上→1,080相当、500株以上→2,160円相当、2000株以上→3,240円相当となっており、100株保有が一番優待利回りは高いです。
長期保有制度も設けてられており、1年以上3年未満継続保有の株主には1,080円相当、3年以上継続保有は2,160円相当が追加されます。
株価は2018年2月に年初来安値920円を付けたあとは8月に大きく上がりました。
現在の株価から算出すると2018年10月10日終値が2501円なので、投資金額は250,100円必要です。
優待額から考えるとこちらも今から買うのは躊躇してしまいます…。
カドカワ (東証1部・9468)
カドカワ (9468)は、出版大手KADOKAWAと動画投稿サイト運営のドワンゴが経営統合してできた企業です。
電子書籍ストアBOOK☆WALKER(ブックウォーカー)を運営しています。
株主優待内容
3月末までに100株以上保有(ただし1年以上継続保有の条件有)で、「BOOK☆WALKER」で利用できる電子書籍購入ポイント3,000ポイントが付与されます。
3年以上継続保有の場合は、さらに電子書籍購入ポイント1,500ポイントが追加されます。
(なお、優待内容は電子書籍購入ポイントだけでなく選択式です。2018年は角川の書籍3冊・eメール型映画前売券2枚・DVD/ブルーレイ1セット・ニコニコグッズ1点・電子書籍購入ポイントの中から1つ選択することができました。)
株価は2018年3月に年初来安値1057円を付け、その後も株価は大きく上下することもなく低迷中です…。
現在の株価から算出すると2018年10月10日終値が1202円なので、投資金額は120,200円必要です。
株価の面だけで見ると1年以上継続保有という条件はありますが、カドカワが一番買いやすい銘柄かもしれません。
まとめ
電子書籍を運営している上場企業は他にもありますが、電子書籍を利用できる優待制度を実施している企業は3銘柄だけでした。
私は上記3銘柄の中ではカドカワ(9468)のみ保有しています。
カドカワは優待をもらえるのが保有1年以上という条件があるので、私はまだ条件を満たしておらず、優待をもらえるのは来年以降になりそうです。
購入後ほぼずっと含み損なので売るに売れない状況なので(涙)、優待制度を続けてもらえているならば来年以降に優待の記事にしたいと思います。
当記事は個人的な見解を含みます。投資は自己責任でお願いいたします。