国民年金の給付額は、平成30年度は満額の支給額は年間77万9,300円です。月額にすると6万4,941円です。フリーランスの私にとって、正直この年金額では生活するのは心もとないです…。
老後の資金として、年金は少しでも多くもらいたいところ。私は「付加年金」をおすすめします。
付加年金とは
付加年金とは、国民年金加入者が月額400円を上乗せすることによって「200円×上乗せで払った月数」が受給する年金額に上乗せできます。
【例えば30歳から60歳まで付加年金に加入した場合】
支払総額:400円×360=14万4,000円
受け取れる年金額:200円×360=7万2,000円
支払った額が14万4,000円で受け取れる額が7万2,000円となり、一瞬「損する?」と思ってしまいますが、この受け取れる額は年額です。
付加年金は、終身で毎年受け取ることができます。
上記のケースの場合なら毎年7万2,000円を受け取ることができ、2年以上受給すれば元が取れる計算になります。
よって毎月の受給額は、満額の場合〈国民年金〉6万4,941円+〈付加年金〉6,000円=合計70,941円を受け取ることができます。
付加年金に加入できる条件
付加年金に加入できる対象は、自営業者等の国民年金第一号被保険者限定です。
会社員や公務員の人は第二号被保険者となりますので加入できません。
付加年金の申し込み方法
各市区役所及び町村役場の窓口に行って申し込みができます。
役所の人に「付加年金に申し込みたいです。」と言えば用紙を出してもらえるので、そこに必要事項を記入して申し込みはおしまいです。
申し込む際は、年金番号が分かるもの(年金手帳等)と印鑑を持っていった方がいいかもしれません。
付加保険料の支払い方法
国民年金保険料と同じように、役所やコンビニ、またはクレジットカードで支払うことができます。
また、まとめて払い(前納)も国民年金保険料と同じくできます。
納付方法 | 1か月分 | 6か月分 | 1年分 |
---|---|---|---|
月々支払い | 400円 | 2,400円 | 4,800円 |
現金・クレジットカード支払い | – | 2,380円 (20円割引) |
4,710円 (90円割引) |
口座振替 | – | 2,370円 (30円割引) |
4,700円 (100円割引) |
国民年金保険料や税金の支払いに比べて付加年金は1年分でも4,700円程と少額なので、1年分を前納するのがお得ですね。
また現金払いの場合は、コンビニ(セブンイレブン)でクレジットチャージしたnanacoカードで支払うのが得策です。
まとめ
私はこの付加年金制度を今まで全く知らなくて、こんなお得が制度があるなんて!と驚きすぐに役所に申し込みに行きました。
申し込んだのが4月末頃で、連休をはさんだ影響もあるかもしれないのですが、付加年金の支払い用紙が郵送されてきたのは2ヵ月以上後になってからでした。
支払いの連絡が来るのが遅くても、付加年金は申し込んだ月から加入(支払いが発生)できるので月末までに役所に行けばその月からなので安心ですね。
付加年金は、私のようなフリーランスの方は入って損はない制度なのでおすすめです!
付加年金で将来もらえる年金額を少しでも多くしてはいかがでしょうか。
関連記事及び広告はこちら!