先日のGoogle Pixel 7シリーズ発売時の大安売りを経て、私がGoogle Pixel 7を使い始めてからおよそ2週間が経過しました。
2週間使ってみた結論としては、とても満足しています。
そこで今回は、Google Pixel 7(無印)を実際に利用して感じたメリットとデメリット、Google Pixel 7はiPhoneの代わりとなるのかについてレビューしたいと思います。
目次
Google Pixel 7のメリット・デメリット レビュー
Google Pixel 7のよかった点
なんといってもまずカメラの良さ
Google Pixel 7の一番のおすすめポイントは、なんといってもカメラの性能です。
正直、私はiPhoneのカメラ映りがあまり好きではありません。なんだか明るすぎるし、不自然なボケになるし、少し黄色がかってるような気がするし…。スマホのような小さい画面で見ればぱっと見は良い写真に見えるけれども、大きくすると粗が目立つというか。
その点Google Pixelは、Pixel 6の頃からカメラ性能はiPhoneよりずっと好みでした。
そんなGoogle Pixelシリーズですが、無印のPixel 6とPixel 7ではカメラ映り自体には大きな差ははっきりとは感じられませんでした。しかし、撮った後の編集時には大きな違いがあります。
私がよく使うのは、Pixel 7の「ボケ補正」と「消しゴムマジック」です。(※消しゴムマジックについては、Pixel 6から搭載してあります)
参考までに、私がGoogle Pixel 6で撮った写真をPixel 7のボケ補正で加工したものを紹介します。ブレてしまったウツボがだいぶくっきりしました。
こちらはPixel 6で撮った写真を、Pixel7で周りの人を消しゴムマジックで消したものになります。
大きな画面で見ると若干不自然にはなるものの、指先で簡単にここまで加工できるのは凄いと思います。Photoshopの性能には及びませんが、撮った写真を気軽に加工できる点でGoogle Pixelはカメラ撮影と編集をとても気軽なものにさせてくれます。
なおGoogle Pixelを購入する際に迷うであろう「無印を買うか、プロシリーズを買うか…」については、私の中で結論が出てしまいました。
先日たまたま通りかかった橋でカワセミを見つけ、持っていたPixel 7でとっさに撮った写真がこちらです。カワセミを拡大すると油絵のようになってしまっています。カワセミといわなければわからいレベルです。
こちらは先日の皆既月食に撮った月の写真です。ピクセル7ではこれが限界でした…。
否が応でも、ミドルクラススマホと一眼レフカメラとの差を思い知った出来事です。
私はミラーレス一眼があるから高性能なカメラが付いているスマートフォンは不要と、Pixel 7無印を購入した経緯があります。しかしカワセミと皆既月食の結果を受けて、これほどPixel 7 Proにすればよかったと後悔した事はありません。
写真を撮るのが好きな方は、悔いのないように個人的にはプロシリーズの購入をおすすめします。
顔認証に対応
前機種Google Pixel 6と最新のGoogle Pixel 7を比較すると、とても大きな変更点ははっきり言ってありません。
その中で比較的大きな違いは、Google Pixel 7から顔認証が追加されたことです。
Google Pixel 6では認証方法が指紋認証しかなく、認証制度がいまいちどころか最悪でろくに認証ができず、いちいちパスコードを入力することがほとんどでした。
それがPixel 7では顔認証と指紋認証の2つが採用されたことにより、ロック解除が格段に楽になりました。
ただしPixel 7の顔認証は、iPhoneのようなマスク着用時の認証には対応しておらず、またマスクなしでも暗い中での認証等では失敗することも多くあります。あくまでもメインの認証は指紋認証であり、顔認証はサブとして捉えた方が良さそうではあります。
一方でPixel 6では最悪だった指紋認証の精度も、個人的な体感では、Pixel 7では比較的改善した印象があります。Pixel 6の時は10回中1〜2回ほどしか認証しなかったくらいの確率だったものが、Pixel 7になってからは失敗することがほとんどありません。
Pixel 7では、顔認証+改善した指紋認証でかなりストレスは減りました。
iPhoneと比べて圧倒的なコスパの良さ
最後におすすめできるのは、コストパフォーマンスの良さです。
Pixel 7シリーズにはGoogle Pixel 7 (無印)とGoogle Pixel 7 Proの2つがありますが、2機種の価格と参考までにiPhone14シリーズの価格は以下の通りです。
機種 | 価格 | 差額 |
---|---|---|
Google Pixel 7 | 82,500円〜 | – |
iPhone 14 | 119,800円〜 | +37,300円 |
Google Pixel 7 Pro | 124,300円〜 | +4,500円 |
iPhone 14 Pro | 149,800円〜 | +25,500円 |
iPhoneシリーズと比較をすると、価格はかなりの差が出ます。
もちろん、iPhoneにはiPhoneの良さがあるのは、Appleユーザーの私自身もよくわかっています。しかしスマホ単体で比較をした場合、普通に使うのであればGoogle Pixel 7でもiPhoneと大きく差が出る印象はありません。
さらにGoogleではたびたびセールを開催しており、Google Pixel 7もセール対象の場合はお得に購入できることもあります。
私自身もGoogle Pixel 7発売の際に下取りも利用してとてもお得に購入できました。(ただしGoogleの下取りがだいぶ遅れているようで、下取りキットはまだGoogle側に受け取ってもらっていません…。こういったところがAppleと比較して、Googleはまだまだだなと感じるところではあります)
Google Pixel 7のいまいちだった点
エコシステムがまだ完成されていない
私はiPadを仕事道具にしたことをきっかけに、iPhone、Apple Watch、Macと、まんまとすべてのAppleデバイスを揃えてしまった経緯があります。
これだけすべてをApple製品で揃えると、様々な面で連携が利き、とても便利です。
それに比べるとGoogleでは、最近やっとPixel Watchを発売したものの、Pixel Tabletはまだ発売に至っておらず、Appleと比較してエコシステムは完成されていません。
仮に私がiPhoneを手放してGoogle Pixel 7 をメイン機にするというのは、Apple Watchも使えなくなってしまうことになり、いくらGoogle Pixel 7 が良いスマホでも現時点ではとても無理な話です。
Google Pixelは、私にとってあくまでも最高のカメラ専用サブ機というポジションに落ち着きそうです。
総括
以上、私がGoogle Pixel 7を2週間使って感じたレビューでした。Pixel 7を買って後悔は全く無いですが、カメラ面でPixel 7 Proにしておけば…という後悔だけあります。
なお2022年11月18日からGoogleストアでは、Googleデバイスのブラックフライデーセールが始まります。
11月25日からは4日間限定で、Google Pixel 7 シリーズもセール対象となっています。下取り機があれば最大61,500円分端末代から値引きが適用され、実質お得に購入することも可能です。
GoogleストアでGoogle Pixel 6a、Google Pixel 7、または Google Pixel 7 Pro を購入する場合は、購入時に「紹介コード」を入力すると、紹介者と紹介された双方に次回以降Googleストアでの買い物の際に商品を7,500円引きで購入できる特典がもらえます。
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