株式投資

【改悪】日本モーゲージサービスが株主優待変更を発表…2021年以降に優待をもらうには?

RIZAPショックで2日間で含み益が大幅減に…





日本モーゲージサービス(7192)は、2020年8月7日に1:2の株式分割と株主優待の変更を発表しました。

現行の株主優待制度がとても豪華なことで知られるこの銘柄、私も1単元(100株)のみ保有中です。

今回は、8月7日の発表後から優待族の混乱を招いた日本モーゲージサービスの株主優待制度変更の詳細をまとめたいと思います。



日本モーゲージサービスが株主優待を変更(改悪)

日本モーゲージサービス(7192)の株主優待が到着【2020年】

株式分割&増配!

まず日本モーゲージサービスは、2020年8月31日を基準日として株式を1株から2株にする株式分割を発表しました。

そして配当を35円から40円に増配します。さらにこのコロナ禍で業績も悪くありません。

ここまでなら株主的には全く問題ありません。しかし、日本モーゲージサービスは同時に株主優待制度の変更も合わせて発表しました。

これは株主(優待目当てのいわゆる優待族)には大問題の内容でした…。

株主優待変更の内容

現行の日本モーゲージサービスの株主優待内容は、3月末日権利日で、100株以上の保有でクオカード3,000円が、さらに継続保有1年以上で4,500円相当のカタログギフトから1品、さらにさらに継続保有3年以上になるとカタログギフトから2品選べるという超太っ腹な内容でした。

しかし8月7日の発表で、優待は300株(※分割後)以上の保有が最低条件に変わりました。

つまり現在100株のみ保有している株主は、優待の権利を取得するには分割後は200株までしか増えないため、どこかで50株(分割後の場合100株)を買い増しする必要があります。

さらに大問題なのが、継続保有期間縛りが全ての優待品で必要となったことです。継続保有の優待内容は以下のようになります。

継続保有期間 優待内容
1年以上/3年未満 クオカード3,000円分×1枚
カタログギフトより1品(4,500円相当)
3年以上/5年未満 クオカード3,000円分×1枚
カタログギフトより2品(9,000円相当)
5年以上 クオカード4,000円分×1枚
カタログギフトより2品(9,000円相当)

そして大問題だったのは、8月7日時点で日本モーゲージサービスに問い合わせをすると、2020年3月末時点で100株を保有中の株主が、分割後に100株買増して300株継続保有をしても、2021年3月末の株主優待は対象外となるという返信があったということです。

今まで長期保有してきた100株保有の株主は切り捨てられる形となり、PTSではこの情報が出始めた辺りから株価が大きく下落して売られる状態となってしました。

  • 優待をもらうには最低300株保有(※分割後)が必要
  • 今までの100株保有株主は長期保有の条件が一旦リセットされる

…というあまりにもひどい変更で、これは間違いなく改悪でしょう。増えすぎた100株株主を切りたかったのでは?と疑ってしまいます。

一転…後出し(?)で株主優待制度の変更を変更!

ところが翌日の8月8日に株主優待変更についての諸条件について、IRに新たに掲示がありました。

それによると、2020年3月末時点で150株未満の株主でも、2021年3月までに買増して継続保有をすれば、保有期間は過去分も通算されて株主優待の権利が取れるとのことです。

『社内情報共有に齟齬があり・・・』という一文がありますが、本当にそうだったのか疑問が残りますが…。。(本当は株主の苦情が殺到したことにより急遽変えたようにも思えてなりません、私の勝手な憶測ですが。)

とりあえず2020年3月末日時点で100株保有の株主でも、2021年3月末までに300株(分割後)を保有していれば長期保有とみなされることとなりました。

いまだ買い増しする必要があり改悪には違いないんですが、ちょっと改善したように感じるのは気のせいでしょうか… 笑

優待がもらえる各条件例

よほど問い合わせが多かったのか、8月11日には株主優待がもらえる条件を図解で解説したものがIRに出ていました。

条件別にわけて当ブログでもまとめます。

①2020年3月末日時点で100株未満保有の株主

⇒分割後300株まで買い増しすれば※1 →2022年3月末日の株主優待の対象に
⇒買い増しはしない→株主優待の対象外に

※1)「2020年3月末日株主名簿で300株以上保有と記載」・「300株以上を同一の株主番号で連続して保有」の2つの条件を満たした場合

②2020年3月末日時点で100株以上150株未満保有の株主

⇒分割後300株まで買い増しすれば※2 →2021年3月末日の株主優待の対象に
⇒買い増しはしない→株主優待の対象外に

※2)「2020年9月末日株主名簿で200株以上保有と記載」・「2021年3月末日株主名簿で300株以上保有と記載」・「過去の保有を含め同一の株主番号で連続して保有」の3つの条件を満たした場合

③2020年3月末日時点で150株以上保有の株主

⇒3つの条件を満たせば※3 →2021年3月末日の株主優待の対象に

※3)「2020年9月末日株主名簿で300株以上保有と記載」・「2021年3月末日株主名簿で300株以上保有と記載」・「過去の保有を含め同一の株主番号で連続して保有」の3つの条件を満たした場合

一番多いのが、②の2020年3月末日時点で100株以上150株未満保有の株主かと思います。

株式分割により2020年9月1日からは200株保有となります。ですので、分割前に100株を1年以上保有している場合は、2021年3月末の権利日までに100株(2020年8月31日までの分割前であれば50株)を買い増ししておけば、株主優待をいただけることになりますね。

変更後の株主優待制度は継続されるのか?問題

優待制度が一部改悪されても、それでもまだまだ優待内容は魅力的です。

この優待内容が続くのであれば不足分を買い増ししよう…と思っている人は多いかもしれません。私もその1人であります。

問題は、変更後の株主優待制度をまた変更(改悪)する可能性はあるのか?ということです。

一般的に、優待が改悪になる可能性が高い優待内容の特徴は3つあると私は思っています。

  1. 株価に対して優待が豪華すぎる(優待利回りが高い)もの
  2. クオカードやカタログギフトなど、自社のものとは直接関係ない優待内容のもの
  3. 一度すでに優待内容を改悪しているもの

1番目と2番目は従来の日本モーゲージサービスの優待制度が当てはまりますね。

そして3番目も今回優待変更(改悪)によって当てはまるのでは?と思いました。1度改悪をすると、数年後さらに改悪するパターンは結構あります。最近だと明光ネットワークジャパンなどがそのパターンで改悪をしています。

逆にもう今回全て改悪の条件を満たした日本モーゲージサービスはこれ以上改悪する可能性は低い…とも考えられ、今後どうなるかは私も予想がしづらいのが現状です。

私自身は優待がこのままなら悩むことなく100株保有なんですが、まだ踏ん切りがつきません。権利日の2021年3月までまだ半年以上ありますし、急がず様子見でいようと考えています。

ちなみに発表後の週明け、日本モーゲージサービスの株価は10%以上値上がりしました。買い増しをした個人投資家も多かったと思います。

まとめ

以上、日本モーゲージサービスの株主優待制度変更(改悪)のまとめでした。

業績や株式分割、増配などの面では全く文句無しですが、株主優待の改悪については個人的に残念です。(改悪内容から発表の経緯まで含めてです)

過去の他の優待銘柄では、分割しても優待内容はそのままだったり、逆に拡充したりと株主想いの企業がある中、日本モーゲージサービスの今回の発表はちょっとずるいと感じてしまうんですよね。変更を発表後にまたどういった理由でか少しだけ変更するなど、ちょっとこういう企業は信用できません。

しかし、優待内容は買い増しをしても豪華なのには変わりないのが悩みどことです。仮に今売っても十分利益はでるので、買ってもヨシ、売ってもヨシな銘柄として日々監視したいと思います。

当記事は個人的な見解を含みます。投資は自己責任でお願いいたします。




関連記事及び広告はこちら!