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年金・積立(iDeCo)

【追記あり】SBI証券iDeCoの「セレクトプラン」に変更します

SBI証券iDeCoの「セレクトプラン」に変更





SBI証券のiDeCo(確定拠出型年金)には、従来の「オリジナルプラン」と、2018年に新たに作られた「セレクトプラン」の2種類があります。

口座管理料は「オリジナルプラン」も「セレクトプラン」もどちらも同じ(0円)です。

違うのは扱っている投資信託のラインナップで、「セレクトプラン」ではインデックス型の信託報酬がとても低い商品がそろっているのが特徴です。

現在SBI証券iDeCoの「オリジナルプラン」で運用中の私は、重い腰をあげてプラン変更を決意しました。

今回は「オリジナルプラン」と「セレクトプラン」の比較と、これからプランを変更するにあたっての経緯をこの記事に記録していきたいと思います。



「オリジナルプラン」と「セレクトプラン」の信託報酬比較

SBI証券のiDeCoの運用商品一覧から、「オリジナルプラン」・「セレクトプラン」の中からそれぞれ信託報酬が低いファンドを選んでまとめました。

まずはオリジナルプランからです。

オリジナルプラン

【日本株式】
ファンド名 信託報酬
三井住友DS-三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.1728%
ニッセイ-DCニッセイ日経225インデックスファンドA 0.18252%
【国際株式】
ファンド名 信託報酬
ニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックス 0.20412%
大和-iFree NYダウ・インデックス (※セレクトプラン兼) 0.243%
【その他】
ファンド名 信託報酬
日興-DCインデックスバランス(株式20) 0.1836%
三菱UFJ国際-三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金) 0.1296%
野村-野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け) 0.1512%

 

続いてはセレクトプランです。

セレクトプラン

【日本株式】
ファンド名 信託報酬
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド 0.1512%
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 0.1512%
【国際株式】
ファンド名 信託報酬
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.107892%
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.107892%
SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド (愛称:雪だるま(全世界株式) 0.15%
【その他】
ファンド名 信託報酬
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 0.1512%
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内債券インデックス 0.1296%
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国債券インデックス 0.1512%

超低コストの投信が勢ぞろいしています。特に外国株式ファンドの信託報酬がセレクトプランでは脅威の低さで驚きです。

iDeCoのプランを「セレクトプラン」へ変更します

私がSBI証券のiDeCoに申込みをした当時は「セレクトプラン」が設けられておらず、現在「オリジナルプラン」という形になっています。

私が運用中である現状のiDeCoのファンドは以下の通りです。

ファンド名 信託報酬
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.1728%
iFree NYダウ・インデックス 0.243%
DCニッセイ外国株式インデックス 0.20412%
ひふみ年金 0.8208%
iFree 8資産バランス 0.2376%

一番安い信託報酬の「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」でも0.1728%です。(しかもこのファンドが一番運用成績が悪いという始末…)

外国株式のファンド用として現在「DCニッセイ外国株式インデックス(信託報酬:0.20412%)」を組み入れていますが、これをセレクトプランの外国株式ファンド(最安の信託報酬:0.107892%)」に変更すれば信託報酬が半分近くまで下がる計算になります。

iDeCoは基本長期間運用するものですから、信託報酬が下がれば下がるほど良いのは明らかです。

私のポートフォリオは2018年末からの株式市場の下げ相場によってiDeCoの運用成績はほぼマイナスでしたが、最近は少しだけプラスに転換して回復してきました。

現在ほぼプラスマイナスゼロなので、数ヵ月の間ずっと悩んでいましたが思い切ってプラン変更を決断しました。

ただしプランを変更にあたって心配な点がひとつ。
SBI証券のiDeCoでは、プランを変更するには今まで運用していたものを一度現金化する必要があります。

その現金化はSBI証券側でやってくれるのですが2~3ヵ月の任意の時期ということで、下手すると大損しているタイミングで現金化される可能性もなきにしもあらずということなんですね…。

プラン変更にあたっては、現在加入または運用指図いただいているプランの資産を当社任意のタイミングで全て売却し、現金化した上で資産の移換を行います。資産の移換には2~3カ月程度を要する予定です。詳しくは、当社からお送りする資料をご確認ください。

iDeCo(個人型確定拠出年金)の各種変更手続きのご案内

しかし私の場合はiDeCoの運用年数が約1年弱で大した投資金額ではないので、マイナスになってもそれほど痛手にはならないと判断し、やはりプランの変更を決意しました。

というわけで、まずは7月30日にプラン変更のための資料請求を済ませたところです。
プラン変更完了までの流れはこの記事内で随時更新していきます!

【追記】請求した資料が到着

7月31日に資料請求をして、8月2日に変更の資料が到着しました。

SBI証券では、毎月5日までにプラン変更届を受領した場合は翌月から変更後のプランに、6日以降月末までにプラン変更届を受領した場合は翌々月から変更プランでの運用となります。

なので急いで送れば5日にギリギリ間に合うか?送るなら今だ!と思っていたのですが…、、連日株価が下がり気味で、今プラン変更をしたらトータル損確定なのでは?と脳裏によぎり、変更の申込みはいったん保留にしようかと思います…。

世界的に株価がこのまま上がっていってくれれば気持ちよく変更できるのに、ちょっと今はこわくてそれができません。果たして、私が無事セレクトプランに移行できる日は来るのでしょうか。私自身が一番分かりません…。

【追記】プラン変更届を投函

8月からずーっといつ変更しようか悩み続けて早3ヵ月、やっとプラン変更する決意ができたので投函しました。

10月30日に投函したので、恐らく来月5日までには間に合うかと思います。

投函日時点でiDeCoの成績は、14,000円程のプラスでした。どうかこのまま株価が安定を続けて、損益を出さずにオリジナルプランからセレクトプランへ移行できればいいのですが。

【追記】プラン変更 ID及び初期パスワードのお知らせが到着

12月15日に、SBI証券からiDeCoのプラン変更に関する書類が届きました。

書類には新プラン後の新しいIDと初期パスワードが記載されており、iDeCoログインページから記載されたIDとパスワードでログインします。

その後、掛金および移換金の運用商品の配分設定をして終了です。

私の場合は翌月の2020年1月から新プランでの運用になるようです。変更申込みから実際に新しい運用が開始されるまで約3ヵ月と、予想以上に時間がかかりました。

【追記】オリジナルプランが全て現金化完了

年末からオリジナルプランの運用商品が売却され、1月6日についに全ての運用商品が現金化されました。

年末にかけて世界的に市場は上昇していたため私のポートフォリオもプラスで、マイナスが無い状態でオリジナルプランでの運用を終えることができました。

【追記】移管処理が完了

1月29日に、SBIのiDeCo管理機関であるSBIベネフィット・システムズから封書が届きました。確定拠出年金の資産の移管が完了したそうです。

移管入金年月日は「20020年1月21日」、配分商品購入完了年月日が「2020年1月24日」です。

ログインして確認したところ、セレクトプランを現金化してあった分がオリジナルプランで買付済みとなっていました。

これでiDeCoのプラン変更は完了しました。7月31日に資料請求をしてから実際に全てが完了するまで、約6ヵ月間もかかったことになります。想像していたよりもだいぶ時間がかかりましたが、無事変更ができて安心しました。

これからSBI証券のiDeCoのプラン変更を検討している方の参考になれば幸いです。

当記事は個人的な見解を含みます。投資は自己責任でお願いいたします。




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