楽天モバイルは2022年7月からの新プラン開始により、従来できていたいわゆる「0円運用」が終了となります。
無料だからこそ楽天モバイルを利用していた人は多いことと思います。私もそのうちの1人です。
有料になった楽天モバイルをわざわざ課金してまで使いたくない…そう考えている人向けに、今回は楽天モバイルの代わりになりそうな通信プランをまとめました。
目次
楽天モバイルの代わりに使えそうなお得な乗り換え先
povo2.0
基本料…0円
※事務手数料なし、期間縛りなし、転出手数料なし
通話トッピング
- +550円(5分以内通話かけ放題)
- + 1,650円(制限なしかけ放題)
データトッピング
- + 330円/回(データ使い放題/24時間)
- + 390円/回(データ追加1 GB/7日間)
- + 990円/回(データ追加3 GB/30日間)
- + 2,700円/回(データ追加20 GB/30日間)
- + 6,490円/回(データ追加60 GB/90日間)
- + 12,980円/回(データ追加150 GB/180日間)
povo2.0は、電話番号付きでありながら維持費を0円で済ますことができます。ただし180日間何も課金をしていない場合は解約させられてしまうので、何かしらトッピングを購入する必要があります。
基本料金が0円のため、普段通信を全くせず短い電話だけよくする場合などは550円の課金で5分かけ放題の通話専用端末用に最適です。
またpovo2.0では「ギガ活」という、様々な企業のサービスをau PAYで支払うことによりギガを無料でもらえます。
【povo2.0 ギガ活の一部】
500円以上の購入で300 MB (3日間)の店舗
ローソン、餃子の王将、すき家、ドトールコーヒーショップ、はま寿司、日高屋、松屋、丸亀製麺、白喜屋、ウエルシア、サンドラッグ
2,000円以上の購入で1GB (7日間)の店舗
オーケー、ベイシア、カインズ
少しだけデータが欲しいけど課金したくない…そんな時は最低500円のau PAYでの支払いで300 MBのデータ通信が無料でできるようになります。
日本通信 合理的シングル290プラン
月額基本料金… 290円(1GB付)
※ 事務手数料3,300円、期間縛りなし、転出手数料なし
※データ料は220円/1GBで追加可能
※かけ放題オプション追加可能 + 700円(70分)、1,600円(制限なし)
日本通信の合理的シングル290プランは、データ通信付きでは業界内最安値かつpovo2.0に次いで選択肢が多く、自由度が高いプランとなります。
月のデータ量は1GB未満でも充分な場合、電話番号付きで月額290円で運用できます。1GBでは足りそうにない場合はもう1GBを出しても月額510円です。
データ量は1GB未満でも短い電話をよくする場合は70分の定額通話オプションを追加して月額990円に収まります。
データ量1GB未満で時間を気にせず電話をかけ放題にしたい場合は、月額1,890円で運用可能です。
https://www.nihontsushin.com/plan/plansimple.html
OCNモバイルONE 500MB/月コース
月額基本料金… 550円(0.5GB付き+無料通話最大10分相当付き)
※事務手数料3,300円、期間縛りなし、転出手数料なし
※ 550円で1GB追加可能(申し込みから3カ月間有効)
OCNモバイルONEの500MB/月コースは、データ容量がわずかではあるものの10分間分の無料通話付きで月額550円で運用できます。
1ヵ月の通信料がごくわずかな人で、音声通話もほとんどしないけど無料の方が安心と言う場合には最適なプランです。
さらに60歳以上の方は12カ月間毎月0.5 GB追加され、合計1 GB/月適用されるキャンペーンが実施中です。dアカウント連携の条件がありますが、月550円で1 GB ・ 10分間無料通話付きはあまり携帯を利用しない60歳以上の方にはおすすめです。
https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one/charge.html
楽天モバイル
本末転倒ではありますが、ここで楽天モバイルの新プランをもう一度紹介します。
- 3GBまで → 1,078円/月
- 20GBまで → 2,178円/月
- 20GB以上 → 3,278円/月
+楽天リンクアプリ利用で国内通話が無料でかけ放題(従来通り)
※事務手数料なし、期間縛りなし、転出手数料なし
3 GBまでなら通話し放題で月額1,078円です。
データをそこそこ使い、通話時間を気にせず電話をしたい(ただし音声品質はたびたび悪くなるが気にならない)人向けなのは楽天モバイルとなります。
ここで紹介したプランは全て契約期間の縛りがありませんが、半年未満などの短期間のうちに解約をすると再度申し込みできなくなる可能性があります。(ブラック、総合といわれています)
そのため、一度契約をしたらすぐに解約をせず、ある程度の期間は契約を続けることをおすすめします。
電話をほとんど使わなければ通信料はもっと安くできる
ここまではある程度通話をする人向けのプランの紹介でした。
ここからは電話をほとんどかけないからギリギリまで安くしたいという方向けの通話サービスを紹介します。
LINE Out Free
「LINE Out Free」は、LINEの電話機能「LINE Out」機能のひとつです。10秒〜30秒の広告を視聴することで、1日5回限定で1分~3分間の無料通話ができるようになっています。LINEアカウントがあれば誰でも利用可能です。
LINE Out Freeが使える上限は、1日5回までです。また、電話をかける先が固定電話の場合は3分/回、携帯電話の場合は2分/回となります。(日本同士の発信の場合)
ただし携帯電話にかける場合は「非通知」と相手に表示されてしまうので、知らない人にかけると出てもらえない可能性があります。お店の予約などの用途にはいいかもしれません。
G-Call
G-Callに登録をすると、携帯電話からの通話料(国内電話)が半額以下になります。基本料は無料で、通話した分だけ料金がかかる仕組みです。
G-Callの発信には相手先番号の手前に「0063」もしくは「006751」を付けることで可能になります。初めはちょっと面倒かな…と感じますが、G-Callのスマホアプリをダウンロードして利用すれば発信は簡単です。
G-Call電話サービスには「G-Call紹介制度」というものがあります。紹介者経由でG-Callに申し込むと、紹介者と被紹介者の双方にそれそれ250ポイントがプレゼントされる仕組みです。ポイントは登録完了の翌月に付与され、ポイントは1ポイント=1円分としてG-Callの通話料に充てることができます。
知り合いに紹介者がいない場合は、よろしければ私の紹介者番号「1303551」を入力していただければと思います。(名前や電話番号は空欄でも問題ありません)
無料・格安の音声通話サービスの詳細は以下の記事からどうぞ
携帯電話の通話料を安くする方法。節約できるおすすめの使い分け方を紹介
電話をあまりかけないならpovo2.0や日本通信SIMが最安
上記で紹介した無料・格安の音声通話サービスを利用すれば、普段あまり電話をかけない人の場合はわざわざかけ放題のオプションをつける必要がありません。
さらにデータ通信もあまり使わなければ、かつての楽天モバイルの0円運用とまではいかずとも、かなり安い金額で運用できるようになります。
例えばpovo2.0の場合、普段はWi-Fiがあるので通信料はゼロ。日々の飲食や買い物の支払いにau PAYを使うことで、500MBから1GBのデータ通信を無料にできます。180日以内に何かしらの有料トッピングに課金する必要がありますが、最安330円のコストで180日間運用可能です。
日本通信SIMの場合は1 GBの場合は290円で運用ができます。
povo2.0と日本通信を比べると、au PAYを利用しているユーザーで対象の飲食店やスーパーに月に数回は買い物をする人がpovo2.0 、1ヵ月間確実に1GBがある方が安心だという場合は日本通信を選ぶのがいいのではと思います。
楽天モバイルの0円運用が消滅してしまうのはとても残念ですが、まだまだ通信料は工夫次第でとても安く運用ができます。ご自身に合ったスタイルで無理なく運用されることをおすすめします。
【番外編】楽天モバイルを普通に解約するのはもったいないかも…
楽天モバイルはそんなに使っていないし、もう0円でないなら解約してしまおう…と思われるかもしれませんが、普通に解約してしまうのは少しもったいないかもしれません。
番号そのまま他社へ乗り換え(MNP)をすると、キャッシュバックがもらえたりお得に端末を購入できることがあります。
良い条件があるかは時と場合により変わりますが、解約しようとしている楽天モバイルの携帯電話番号を使ってお得に他社に乗り換えることができるかもしれません。
私は楽天モバイルが有料になるまでの間は、すぐには解約せずにとりあえずお得な情報がないか待ってみるつもりです。楽天モバイル有料化の切り替えタイミングである9月〜10月あたりで、ライバル会社がお得なキャンペーンをやってくれるかもと少し期待しています。
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