Visa加盟店での決済や送金ができるサービスの「kyash(キャッシュ)」。
Kyashで決済した額の2%が還元されるという大きなメリットがあり、私も最近は支払時にはKyashでの決済を利用することが多くなってきました。
そんな中、Kyashの最大の特徴でありメリットである2%還元が無くなり、新たにポイントプログラム「Kyashポイント」が始まるとのことで、情報をまとめました。
目次
「Kyashポイント」がスタート。実質還元率は半減へ改悪…
「Kyashポイント」で還元率最大1%
2019年10月1日から、ポイントプログラム「Kyashポイント」がスタートします。
リアルカードを持っている場合は、決済金額の1%(一部除く)のポイントがリアルタイムに付与されます。
また、付与されたポイントは1ポイントからすぐに使うことができます。
Kyashポイントとは?
リアルカードで決済すると100円につき1ポイントが貯まります。(還元率1%)
決済すると即時にポイントが付与され、売上確定と同時にポイントが確定します。
確定ポイントは1ポイント=1円でKyash残高にチャージでき、チャージした残高は全国のVisa加盟店での買い物や送金に利用できます。
バーチャルカードのみだと還元率は0.5%のみ
Kyashポイントは「リアルカード」の場合は1%付与ですが、「バーチャルカード」の場合は半分の0.5%付与となります。
リアルカードは無料で発行できますので、今後もKyashを利用する予定でバーチャルカードのみの人はリアルカードも発行しておいた方がいいかもしれません。
支払い方法 | 付与率 |
---|---|
リアルカードを有効化済の場合 | Kyashポイント:1%付与 |
バーチャルカードのみ発行の場合 | Kyashポイント:0.5%付与 |
また、KyashポイントはQUICPayによる決済は対象外となります。
つまり…2%キャッシュバックは終了へ…
Kyashポイントの開始に伴い、これまでの「2%キャッシュバック」は2019年9月30日をもって終了となります。
決済金額の2%がキャッシュバックされるのは、2019年9月30日23:59までの決済で終了です。
10月1日00:00以降の決済では、決済金額の1%または0.5%が即時ポイント付与される形へと変わります。
実質還元率が2%だったものが1%へと半減されるという、利用者からみるとまさに『改悪』としか言いようがありません…。
改悪でもまだKyashの利用価値はアリ
というわけでKyash自体の還元率は2%→1%(最大)へと半減してしまいとても残念ではありますが、もうKyashの利用価値は無いのかというと、そうでもありません。
例えばKyashに紐付けするのが還元率1%の楽天カードなどのクレジットカードの場合、Kyashリアルカードで決済をすれば合計の実質還元率は2%です。
今までなら3%だったものが2%へと減りますが、普通にクレジットカード払いをしていたら還元率は1%のままなので、それならKyashリアルカードで支払いをする方がお得になります。
ただし還元率で比べると、スマホ決済の「PayPay」は通常3%(ヤフーカードのクレジットチャージの場合は4%)※、「Visa LINE Payクレジットカード」も通常3%(カードサービス提供開始から1年間限定)の還元率となり、Kyashでの支払いが一番お得とは言えなくなってしまいました。
※PayPayも通常還元率が1.5%へと減額されてしまいました…。
それぞれ自身に合った支払い方法を選ぶのが良いかと思います。
まとめ
Kyashの2%還元はお得すぎるサービスだったのでいつかは終了するかと思っていましたが、ついにその日がやってきてしまいました…。
利用者側からするととても残念で、私的には株主優待制度が改悪されるような感覚です。
実質還元率が2%→1%へと半減することは、優待族的には年に2回あった優待が年1回に減らされるようなもの…改悪発表翌日の株価暴落待ったなし状態です。
これからはKyashリアルカードでの支払いは実質2%還元になってしまうため、私なら還元率3%以上のPayPayや、まだ申し込んでいませんが「Visa LINE Payクレジットカード」を選んでしまいますね。
今のところ、Kyashレス待ったなしの状態といったところでしょうか。
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