楽天ペイとは、楽天のスマホ決済サービスです。
以前当ブログでも楽天ペイは使うべきなのか?と題して考察しましたが、その時点では私は楽天ペイを利用しませんでした。
あれから半年以上が経過した頃、楽天ペイは消費税増税の2019年10月以降のキャンペーンを発表したことにより、私もついに楽天ペイを使ってみることにしました。
楽天ペイのメリット・デメリット、実施中・実施予定のキャンペーンなどをまとめましたので、これから楽天ペイを利用するか考え中の方のお役に立てば幸いです。
楽天ペイのメリット
期間限定ポイントが使える
楽天スーパーポイントには有効期限の無い「通常ポイント」と、有効期限がある「期間限定ポイント」の2種類があります。
期間限定ポイントは楽天のサービス以外で利用するには、今までは楽天ポイントカードが使える実店舗のみでしか利用できませんでした。
それが楽天ペイでは設定をすると楽天ペイ経由で期間限定ポイントが利用できるようになりました。
楽天ポイントが使えるお店よりも、楽天ペイが使えるお店の方が店舗数は多いので使い道が広がります。
支払い金額に応じて楽天スーパーポイントが貯まる
楽天ペイの還元率は、実店舗では支払金額の0.5%、オンラインショップでは支払金額の1.0%のポイントが付与されます。
また、楽天ペイにクレジットカードを登録すればポイントの2重取りも可能です。
例えば楽天ペイに「楽天カード」を登録すると、実店舗の場合は合計で1.5%還元に、オンラインショップであれば合計2.0%の還元率でポイントが付与されます。
楽天ペイが使えるお店がそこそこ増えた
私が楽天ペイについて考察したのは2019年3月のことですが、あれから半年以上が経ち、楽天ペイ対応の店舗がだいぶ増えた印象です。
(出典元:楽天ペイ)
スーパーでも使えるPayPayなどと比較すればまだまだですが、ドラッグストアで使えるお店が増えたのは個人的には利用しやすいと感じました。
ラクマの売上金が使える
楽天ペイでは、フリマアプリの「ラクマ」の売上金を「楽天キャッシュ」へチャージして支払いに使うことができます。
フリマでは現在、売上金を現金化(銀行振込)するには手数料が200円かかってしまうところ、楽天キャッシュへのチャージは無料です。
普段の買い物にラクマの売上金を使うことができるのは嬉しいです。
楽天ペイのキャンペーン
楽天ペイでは、現在複数のキャンペーンを実施しています。詳細は各キャンペーンをご参照ください。
【これから始める人向け】「スタートボーナスチャンス 楽天ペイアプリを初めて使って1,000ポイント」キャンペーン
楽天ペイアプリで月の合計金額が5,400円以上の支払いをすると、楽天スーパーポイントが1,000ポイント付与されるキャンペーンです。
期間中に楽天ペイアプリでの初めての支払いがあり、エントリーした月の合計支払い金額が5,400円(税込)以上人限定です。
なお、下記の「楽天ペイを使ったことがない方限定!対象のコンビニ・ドラッグストアでの700円(税込)以上のお支払いで最大800ポイントプレゼント」キャンペーンとの併用はできません。
5,400円以上使う人はこちらのキャンペーンを利用した方が還元額が多くなります。
【これから始める人向け】楽天ペイを使ったことがない方限定!対象のコンビニ・ドラッグストアでの700円(税込)以上のお支払いで最大800ポイントプレゼント
2019年9月2日(月)10:00~2019年10月1日(火)9:59(9月分※)の期間中、コンビニとドラッグストアで各700円以上を楽天ペイアプリで支払いをすると、楽天スーパーポイントが合計800ポイントもらえるキャンペーンです。
※毎月開催予定のキャンペーンです。
コンビニまたはドラッグストアで700円以上楽天ペイで買い物をすると400ポイントが、両方でそれぞれ700円以上買い物をすると、合計で800ポイントが付与されます。
楽天ペイを初めて使う人限定のキャンペーンです。
なお、上記の「スタートボーナスチャンス 楽天ペイアプリを初めて使って1,000ポイント」キャンペーンとの併用はできません。
5,400円以上支払う予定の無い人は、このキャンペーンを利用した方がお得です。
【これから始める人向け】楽天銀行口座から初めて楽天キャッシュをチャージするともれなく100ポイントプレゼント!
2019年9月2日(月)10:00~2019年9月30日(月)9:59の期間中、楽天銀行口座から初めて楽天キャッシュをチャージすると100ポイントがプレゼントされるキャンペーンです。
楽天銀行口座をお持ちの方は、ラクマや楽天カードからチャージをされる前にまず楽天銀行からチャージするのがお得です。
楽天カードを設定したお支払いでずーーっと実質最大5%還元キャンペーン 第2弾
2019年7月1日(月)10:00 ~ 9月30日(月)23:59の期間中、楽天ペイアプリで支払いをすると楽天スーパーポイントが5%還元されるキャンペーンです。
支払い元を「楽天カード」に設定して楽天ペイで支払いをすると、期間中の支払い金額に対して楽天スーパーポイントが5%付与されます。
キャンペーン対象となる支払いは「楽天カードでの支払い分」のみで、「楽天キャッシュ」や「楽天スーパーポイント」利用分は5%還元の対象にはなりません。
【2019年9月度】対象加盟店限定10%ポイントバックキャンペーン
2019年8月29日(木)10:00~2019年9月30日(月)9:59の期間中、対象店舗で楽天ペイアプリで支払いをすると楽天スーパーポイントが10%還元されるキャンペーンです。
対象店舗は、【クスリのアオキ・アルペングループ・くら寿司・ブックオフ・サッポロドラッグストアー・ダンカン・カラオケの鉄人】です。(一部対象外の店舗があります。)
上限ポイント数は1,000ポイントまでです。
【第1弾】楽天ペイアプリのお支払いで最大5%還元
2019年10月1日(火)0:00~2019年12月2日(月)9:59の期間中、楽天ペイアプリで支払いをすると楽天スーパーポイントが5%還元されるキャンペーンです。
さらに楽天ペイの支払いクレジットカードを「楽天カード」にすると、ポイント還元率が1%追加されて合計6%還元になります。
ポイント還元率は、キャッシュレス・消費者還元事業対象外店舗の場合のみ5%対象となります。
キャッシュレス・消費者還元事業対象の店舗では3%のポイント還元になります。(しかしこのキャンペーンとは別に2%のポイント還元があるので、ポイント還元率は合計で実質5%になります。)
楽天ペイを実際に使ってデメリットと感じた点
楽天ペイのメリットを十分に感じた私は、ついに楽天ペイをインストールして実際に使ってみました。
楽天ペイは確かにお得で便利かもしれません。しかし、実際に使ってみるといくつか「これはダメだなあ…」と感じてしまう点もいくつかありましたので紹介します。
期間限定ポイントの使い方がややこしい
事前に楽天ポイントを使う設定をしたはずだったのに、初めての楽天ペイ支払いではポイントが消化されていないどころか、チャージしておいた「楽天キャッシュ」ではなく「楽天カード」引き落としになってしまいました…。
結局楽天ペイでの設定に不安があったので、私は楽天ペイではなく従来の楽天ポイントカードが使えるお店で楽天ポイントを使って買い物をしました。
通常ポイントではなく期間限定ポイントのみを使いたい場合は、「クレジットカード」支払いにして、設定画面で「ポイント/キャッシュを〇〇〇まで使う」の欄に期間限定ポイント数を入力すればOKなんでしょうが、いかんせん分かりづらいです。
出典元:楽天ペイ
他のスマホ決済アプリと比較して、楽天ペイは楽天ポイントを使う設定がややこしすぎる印象です。これは非常に改善して欲しい点です。
キャンペーンにはエントリーが必要
楽天ペイのキャンペーンページに行くとお分かりかと思いますが、楽天ペイの還元などのキャンペーンでは、それぞれエントリーが必須です。
もしエントリーし忘れた状態で楽天ペイを使いまくっても、ポイントの還元はありません…。
PayPayなどではキャンペーンのエントリーは特に無いのに対し、楽天ペイは楽天市場のキャンペーンを引き継いでしまったのか、いちいちエントリーをしなくてはいけないのがせこいというか、嫌だなと感じてしまいました。
還元されるポイントは期間限定
楽天ペイのキャンペーンで付与される楽天スーパーポイントは「通常ポイント」ではなく「期間限定ポイント」で、有効期限は約1ヵ月程と短いです。
これも他のスマホ決済サービスの還元ポイントよりも期限が圧倒的に短くなっていますので、注意が必要です。
【まとめ】それでも楽天ペイを使う価値はアリ!
楽天ペイでは正直使いづらい点も多々ありますが、それでも今後楽天ペイを使うメリットはあると感じています。
2019年10月1日からは、キャンペーンで楽天ペイを使って買い物をすれば5%の還元が受けられます。
現金で買い物をしても還元率はゼロ、クレジットカードで買い物をしても最大で2%程にしかなりません。
PayPayでは2019年10月1日からは通常の還元率が1.5%まで下がってしまうので、キャンペーンとしても楽天ペイの5%還元はとても魅力的です。
少々使い方に難ありな楽天ペイですが、これからの増税時代に備えてしっかり還元を受けたいところです。
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